スポーツワードセレクション ~ ジャイアント・キリング
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ジャイアント・キリングは、大物食いという意味の英語である。スポーツ競技において実力が格上の選手・チームと対戦した格下のチームが勝利を挙げる場合に表現する。日本語では元々相撲用語である「金星をあげる」の意味に近い。サッカー競技は、スポーツの中でもっともジャイアント・キリングが起こりやすい、と言われる。これは、他の団体競技と比べて点差が開くことが少なく(つまり1点あたりにおける価値が高い)、また時の運も点が入る要素として加わることが少なくないことが理由である。そのため、「ジャイアント・キリング」という用語自体がサッカーの専門用語である、と捉える向きも日本では少なくない。一般に、「ジャイアント・キリング」という言葉は、カップ戦にて下位リーグに所属するクラブが上位リーグに所属するクラブに勝利した時に使用される。リーグ戦で使われることはあまり無い。実際、サッカーは実力差が開いた相手ほどやりづらい(双方のモチベーションが違ったり、下馬評の低いチーム側が守備固めに走ることが多いためと思われる)と言われ、ジャイアント・キリングを期待するのもカップ戦でしか味わえない楽しみ方のひとつと言える。日本で今のところジャイアント・キリングが起こりえるのは天皇杯全日本サッカー選手権大会のみである。かつてはナビスコ杯でも見られたが、参加資格をJ1クラブのみに限定した2002年大会からは見られなくなっている。